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DA 16-45mm F4 ED ALとワイドコンバージョンレンズWL-FXS6 の組合わせ実験 [2. 道具(カメラ)]

DSCF2555.jpg
ワイドコンバージョンレンズWL-FXS6 をつけたDA 16-45mm F4 ED ALとK-7

 コンバージョンレンズは流用できますので、カメラ本体が手元から離れても保管しています。FinePix S9000用の0.8倍のワイドコンバージョンレンズWL-FXS6 もそのひとつです。

 ワイドコンバージョンレンズ WL-FXS6 (FUJIFILM)の仕様:
 倍率:0.8倍、レンズ構成:3群3枚、取付け径:58mm
 重さ:214g、全長:37.5mm、最大径:φ95mm

 WL-FXS6 を手持ちしてDA 16-45mm F4 ED ALを取り付けたK-7の前にかざしたところ、広角端の16mmでは予想通りケラレましたが、18mmくらいにすると「ステップダウンリングでちゃんと取り付ければケラレがなくなるかも・・」という感じです。WL-FXS6 で18mmから使えれば計算上14.4mm (35mmフィルム換算で22mm)となります。広角側の1mmは望遠側の1mmとは重さが違いますので早速、マルミ光機のステップダウンリング 67mm→58mmを入手し、WL-FXS6 の実験をしてみました。

 広角端の16mmではやはり四隅がケラレて影ができますが、18mmになると四隅のケラレがわからなくなります(ケラレがなくなる前後で何枚か撮影したのですが、PENTAX Digital Camera Utility 4は18mmと表示するのみで小数点以下は不明)。そして望遠端まで気になる画質の低下は認められませんでした。(FinePix S9000は35mm判換算28-300mmのズームレンズですが、WL-FXS6 を組み合わせた場合、22.4~45mmが画質の低下を気にしないで使える範囲でした。)

 簡単な室内実験で、屋外撮影で画像周辺の収差などをチェックする必要があり、まだ、十分に評価できる段階ではありませんが、この組合せで14.4~36mm (35mm判換算22~55.2mm)のズームレンズとして使えるようになれば、なかなか嬉しいものがあります。屋外で空を背景にして撮影した結果、ケラレが気にならないのは19mm(PENTAX Digital Camera Utility 4の表示)からでした。絞りを変えてもケラレの変化はあまりありません(コサイン4乗則?)。画像を等倍で見ると中央部は気になりませんが、望遠側になるに従って周辺部の画像が甘くなることがわかりました。厳しい目で見ると安心して使えるのは15.2~19.2mm (35mm判換算23.3~29.4mm)の範囲かなと思います。
 なお、ステップダウンリングの厚さが5.5mmあり、仮にステップダウンリングなしで取り付けが可能な場合に比べると、3mm、コンバージョンレンズが前玉から離れています。そこでステップダウンリングのコンバージョンレンズ取り付け面を削ってこの距離を短くできればケラレの度合いが改善されると考えられます

 「ステップダウンリングをどのように加工するか・・」

 これが課題です。


【WCON-08Bについて 他】
 同じ0.8倍のワイドコンバージョンレンズとしてCAMEDIA E-10, -20(Olympus)用のWCON-08B(取付け径62mm、最大径108mm×全長43mm、重さ340g)を持っていたことがあります。
 ステップアップリング(58→62mm)を使ってFinePix S9000に取り付けて実験したことがありますが、広角端で画像の左上にケラレが生じ、ケラレがなくなるのは35mmフィルム換算25mmからで、望遠側は画質の低下の目立つものでした。そして340gという重さもネックとなって実験にとどまりました。
 S9000との組合せでケラレのないWL-FXS6 を入手して「コンバージョンレンズの取り付け径が主レンズの径より小さいとケラレの原因となるけれども、そのコンバージョンレンズが設計された想定画角もケラレと関係するのかな」とE-10用に35mm判換算28mmの画角でレンズ設計されたWCON-08Bについて考えるようになりました。
 ニコンの直販サイト「ニコンダイレクト」から0.75倍のワイドコンバーターアタッチメントNH-WM75が発売されていて、AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR などのレンズを35mm判換算20~62mmの超広角ズームレンズとして使えるとのことです。2群2枚のレンズ構成で取り付けフィルター径は52mm。下記のWebサイトの画像を見ると広角側での歪曲が大きいですが、これが気になる人は画像処理という手もあります。「安価な交換レンズに付加して安価に超広角を味わえるようにする」という試みだと思います。WL-FXS6はレンズ構成からNH-WM75より収差などが抑えられていると思いますので、ステップダウンリングの改造にやる気がでています。

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ニコン「ワイドコンバーターアタッチメントNH-WM75」 - デジカメWatch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/item/20090806_305365.html


【追記】
 目論見どおりのものが完成しました。詳細は下記のblogに。

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DA 16-45mm F4 ED ALとWL-FXS6 の組合せで超広角レンズ完成:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2010-02-23



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コメント 4

ちかみち

突然のコメント失礼します。
主さまと同じ様な動機で、ズームレンズ(18-135 3.5-5.6 62mm)にワイコンをつけて広角をごまかそうと考えて色々調べていたところ、こちらのサイトを発見いたしました。

1つ質問なのですが、62mm対応のWCON 08Bの方がケラレが、wlfxs6よりも大きくなると理解したのですが、62mm系のレンズに直接WCON 08bをつけた場合、ステップダウンを介したwlfxs6と比較してどうなると思われますでしょうか? ご意見参考にさせていただけると嬉しく思います。

また、このレンズへのワイコンとしてアドバイスがあればよろしくお願いいたします。
by ちかみち (2019-08-04 00:15) 

robotic-person

>ちかみち さん、
 コンバージョンレンズはそれが対象とするカメラに合わせて個別設計されます。そして単純にカメラとコンバージョンレンズの組合せに対して「どうだ」ということはできません。組み合わせた結果によって相性を判断するしかできません。
 このため、ご質問に対して単純にお答えすることはできません。ご理解のほどを
by robotic-person (2019-08-04 02:21) 

ちかみち

そう単純なものでもないのですね。
対応して下さりありがとうございました。
by ちかみち (2019-08-04 13:43) 

robotic-person

>ちかみち さん、
基本的に同じことを書いていますが、以前、下記の電子本を書きました。何かの参考となりましたら幸いです。

Conversion Lens Maniac
http://www.minami-nagareyama.org/editor/conversionlens-maniac.html

by robotic-person (2019-08-04 16:47) 

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