FinePix F200EXR, F31fd, F11の歪曲収差の内部補正について 【F100fdを追加】 [2. 道具(カメラ)]

FinePix F200EXR(ワイド端)の液晶モニターで見える格子

FinePix F200EXRで得られた格子の画像

実験風景
FinePix F200EXRの広角端での撮影に際して液晶モニターを通して被写体を見る画像はレンズの歪曲収差を感じるのに対して、撮影後の画像はこれをあまり感じないことから、「内部で歪曲収差の補正をしているのだろうなあ」と思っていましたが、「ならば確かめよう」と実験してみました。
実験方法はMS Excelで適当な格子をつくって印刷してそれを壁に貼り、実験対象のカメラでその格子をタイマー撮影し、その後ろで別のカメラでタイマー撮影中の液晶モニターを撮影するというかなりアバウトなものですが、上記の目的には十分です。(こんな実験を行う時、何本も三脚があることが助かります・・??)
結果を上に示しますが、若干の歪曲収差を残しながらうまく補正されていることがわかります。
そこで「手持ちのFinePix F31fd、F11はどうだろうか・・」と歪曲収差補正がいつ頃から普通の内部処理として始まったのか知りたいこともあり、実験してみました。

FinePix F31fd(ワイド端)の液晶モニターで見える格子

FinePix F31fdで得られた格子の画像

FinePix F11(ワイド端)の液晶モニターで見える格子

FinePix F11で得られた格子の画像
結果は上のようにF11の時代(2005年10月発売)には既に撮影画像として記録する前に歪曲収差補正が入っていることがわかりました。また、FinePix F200EXR(実験はしていませんが、FinePix F100fdも同程度)と比較して液晶モニターで見える画像は35mm換算28mm相当に対して36mmであることから当然といえますが、カメラを通しての歪曲収差は少なく、また、画像処理によって撮影した画像は歪曲収差を感じない程度によく補正されています。既に手元にないCoolPix 4500(2002年6月発売)は歪曲収差を感じさせる画像でしたので、「この間に一般化されたのかな」と理解しました。なお、以前のPowerShot S90の歪曲収差に関するblogでF31fdのことに触れましたが、これですっきりしました。
シグマより、Photoshop CS Extended」のレンズ収差補正機能に同社の交換レンズが対応とのニュースリリースがありましたが、レンズ単体の歪曲収差の少なさを云々する時代でなくなったことを改めて感じさせる実験となりました。
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「Adobe(R) Photoshop(R) CS5」ならびに「Adobe(R) Photoshop(R) CS5 Extended」のレンズ収差補正機能に弊社交換レンズが対応 株式会社シグマ
http://www.sigma-photo.co.jp/news/info_100412.htm
PowerShot S90とデジタルカメラの歪曲収差のこと:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2010-01-05
【追加:FinePix F100fd】

FinePix F100fd(ワイド端)の液晶モニターで見える格子

FinePix F100fdで得られた格子の画像
「FinePix F100fdだけ比較しないのも・・」と追加実験しました。想定のとおり、F200EXRと同程度の歪曲収差補正といえます。
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FinePix Fシリーズのズームレンズのステップ動作の理由(ロボット人間の散歩道 2011-05-26 05:43)
Aの事象、そしてそのAの事象の原因となる可能性のあるBのことを知っていながら、「AとBが頭の中で結びつかない」ということがよくあります。 今回のAは「ズームレンズのステップ動作」。先のblogで広角端から望遠端の間でFinePix F300EXRのズームレンズが38ステップ、F200…[続く]
FinePix F550EXR 国内発売日の発表(ロボット人間の散歩道 2011-02-09 11:30)
EXR CMOSセンサー搭載 デジタルカメラ「FinePix F550EXR」 24mmからの光学式15倍ズームレンズ・GPS機能を搭載 新発売 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0480.html F550EXR…[続く]
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